2019年12月8日RISE WEST.12レポート

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■主催:RISE WEST実行委員会
■協力:有限会社リアルディール、RISEクリエーション株式会社
■協賛:フィットネスショップ
■名称:RISE WEST.12
■日時:2019年12月8日(日)
■会場:アクロス福岡イベントホール
■住所:福岡県福岡市天神1-1-1 アクロス福岡B2F

2014年1月以来のリングに上がる達晃はブランクが不安視されたが、強烈な蹴り技を持つ西本に対して、ショートレンジの打ち合いで制して、勝利を収めた。
メインイベントでは清水が大和KICK王者である康弘からKOで勝利。勝利者インタビューで、夢が見つかり、新しい道を頑張ると引退を宣言。RISE WESTのリングでプロデビューし、そのリングのメインイベンターとしてKO勝利を収め、有終の美を飾り清水はリングに別れを告げた。

メインイベント ライト級(-63kg)3分3R延長1R

〇清水将海(リアルディール/同級12位、2018年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
×康弘(ゴリラジム)
1R KO(左膝蹴り)

開始からパンチで激しく打ち合いとなる。清水がボディブローも織り交ぜならが攻め、康弘も打ち返すが、ヒット数で清水が有利。ロープに詰めてパンチのラッシュを浴びせ、左膝蹴りを喰い込ませダウンを奪う。ダメージを見たレフェリーは試合をストップ。KOで清水が勝利。

セミファイナル スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R

×佐藤九里虎(FAITH/バンタム級8位)※PHONIXより所属変更
〇吉村凌仁郎(BLA-FREY/同級10位、2019年RISING ROOKIES CUPスーパーフライ級優勝)
延長判定0-3(9-10、9-10、9-10)本戦1-0(29-28、28-28、28-28)

序盤、佐藤はパンチ、ミドルで攻め、吉村はパンチ、ローと前蹴りで攻め互角の展開。
2Rはパンチの打ち合いとなり、右ストレートをヒットさせ佐藤が吉村からダウンを奪う。吉村は大きなダメージは無く、攻め返しパンチ、前蹴りを浴びせるが、佐藤もパンチ、ミドルを返す。
最終ラウンドは吉村が猛攻で攻め、パンチ、前蹴り、膝蹴りを浴びせる。佐藤もパンチ、ミドルを返すが、途中にマウスピースを吐き出してしまい、レフェリーからイエローカードが与えられる。判定はドローになり延長戦に入る。
延長戦は激しく打ち合うが、吉村が有利な展開。佐藤もバックハンドブローを放つが、それは空を切る。判定で吉村が勝利。

第8試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R

△REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/KING OF STRIKERSスーパーフェザー級王者)
△常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/2016、2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者)
判定1-1(30-29、29-30、29-29)

序盤は互いに距離を取り、REITO BRAVELYは肩口への強烈なミドルで攻め、常陸はパンチ、ローを返す。
2RはREITO BRAVELYはパンチで攻め、ミドルと組んでから膝蹴り、常陸もパンチとローを返す。
最終ラウンドは互いにパンチで打ち合い、REITO BRAVELYはミドルと膝蹴り、常陸はローを入れる。パンチの打ち合いでは常陸がREITO BRAVELYにロープを背にさせるなど、若干優勢。互いにホールディングが目立ち、レフェリーが両者にイエローカードを与える。全ラウンドを通し、互角の展開。判定はドロー。

第7試合 ライト級(-63kg)3分3R

〇達晃(リアルディール)
×西本竜也(ダイアタイガージム)
判定3-0(30-28、30-28、30-27)

西本はバックスピンキックをフェイントに入れながら、蹴りを主体に攻め、達晃はパンチ、膝蹴りで攻める。パンチの打ち合いでは達晃はブロックが固く、パンチでは達晃が一枚上手。
2Rでは西本はミドル、ロー、前蹴りと得意の蹴り技を出し、バックスピンキック、胴廻し回転蹴りなど大技を出す。達晃はショートレンジに持ち込むとパンチのコンビネーションを繰り出し、西本の蹴り技の距離を潰し、パンチの打ち合いに持ち込む。
最終ラウンドでも西本は前蹴り、バックスピンキックなど強烈な蹴り技で攻め、達晃はショートレンジからのパンチのコンビネーションで攻める。互いに打ち合いを止めず、ラストでは西本が胴廻し回転蹴りを放つ。判定で達晃が勝利。

第6試合 ミドル級(-70kg)3分3R

×鹿嶋昭男(ダイアタイガージム)
〇田井竜二(RYUJI GYM)
1R KO(左フック)

打ち合いで田井がパンチとローを浴びせ鹿島からダウンを奪う。立ち上がる鹿島に対して猛攻を浴びせる田井。鹿島も膝蹴りを返すが、田井がパンチ、ローを浴びせ左フックをヒットさせ鹿島がダウン。ダメージを見たレフェリーは試合をストップ。KOで田井の勝利。

第5試合 ミドル級(-70kg)3分3R

△岩政泰樹(リアルディール)
△宮森 聡(ダイアタイガージム)
判定1-0(29-29、30-29、29-29)

互いにパンチ、ミドル、ローで手数を出しながら削り合うような打ち合いを互角に展開する。
2Rでもノンストップで退かない打ち合いをする。
最終ラウンドも同様に打ち合いを展開。若干、岩政のパンチが手数で上回るが、最後まで互いに打ち合う。判定はドロー。

第4試合 -57kg契約 3分3R

〇樺島“チョークン”崚太(リアルディール)
×若林尚幸(田畑ジム)
判定3-0(29-27、29-27、30-27)

1Rで樺島がパンチでダウンを奪い、パンチ主体で攻め、上のブロックを固める若林に対して、樺島はボディブローも織り交ぜながら、パンチで攻める。
2Rはミドルレンジで互角の打ち合いを展開する。
最終ラウンドでも互いに手を止めずに打ち合う。樺島にローブローが入り回復のインターバルが取られる。その後はパンチ主体で打ち合うなど激しい攻防となる。判定で樺島の勝利。

第3試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R

×大刃暁士(リアルディール)
〇田上健太(フリー)
判定0-3(27-30、27-30、29-30)

田上は気合の掛け声と共にフック、アッパーで攻め、大刃はパンチ、ミドル、ロー、膝蹴りで攻める。ショートレンジで互いに手を止めずに打ち合う。途中、大刃が鼻から出血するが、互いに打ち合いの手数を緩めない。田上は上下のパンチを連打で攻め、大刃は膝蹴りを返す。判定で田上が勝利。

第2試合 ライト級(-63kg)3分2R

〇浜岡勇気(リアルディール)
×財津大樹(リアルディール)
判定3-0(20-18、20-17、20-17)

ミドルレンジで互いにパンチ、ミドル、ローで展開。再三ローブローが財津に入り、回復のインターバルが取られ、浜岡にはイエローカードで与えられる。
最終ラウンド、浜岡はパンチ、膝蹴りで攻め、財津はパンチ、ミドルを返す。浜岡の膝蹴りがローブローに入り、財津に回復のインターバルが取られる。打ち合いでは浜岡がパンチでヒットを奪い、左膝蹴りを浴びせ、財津のダメージが大きく、レフェリーがダウンを宣告。判定で浜岡が勝利。

第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分2R

〇廣瀬 誠(リアルディール)
×池山こころ(陽道館)
2R TKO(セコンドタオル投入)

ステップワークを使う池山に対して、廣瀬は前に出てから攻める。ミドルレンジでの攻防となる。
最終ラウンド、廣瀬は前に出るファイトでパンチ、膝蹴りを浴びせスタンディングダウンを奪う。その後も手を緩めることなく、パンチと膝蹴りの猛攻で池山がダウン。そしてセコンドがタオルを投入。TKOで廣瀬が勝利。

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