2019年11月30日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

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■主催:SAMURAI METHOD やわらぎ
■協力:オフィスアナザースカイ
■名称:サムライメソッド やわらぎ福岡セミナー
■日時:2019年11月30日(土)
■会場:レンタルスペース ヨカラボ
■住所:福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-1 小財金網舞鶴ビル4階

リアル刃牙道の平直行氏が開催するサムライメソッドやわらぎセミナーには様々な年齢層の参加者が集い、その内容も第1部の無意識の運動指令の基本、第2部の五感と無意識の運動指令を重ねて更に向上させるなど、人間が本来持っている力を簡単に引き出せる内容であり、参加者から感嘆の声が漏れていた。このセミナーは回数を重ねるごとに、内容も奥深くなっており、次回のセミナーでも大いに期待したい。

第1部「無意識の運動指令の基本」
平氏はサムライメソッドやわらぎを日々研究しており、その毎日をやって行く中で身体の動きを分かる様になり、身体が良くなっていることが自身で理解出来ている。
人間は地球上で出来る動きを自由自在に動かせる生き物である。そして無意識の動きは、楽すぎる環境では、使えなくなってしまう。便利すぎる環境が不便利となってしまっている。その為に刺激を加える事で、普通の室内でも無意識の反応を引き出す事が出来る。動きづらいと、体の奥が動くようになり、前屈なども可動範囲が大きく動くようになる。
頑張って身体を動かすと、筋肉が痛んでしまう、頑張らないで身体を良くするのがサムライメソッドやわらぎセミナーの趣旨である。そして頑張らないで、動くことで無意識の反応を引き出せる。これを平氏は「神経が繋がる」と呼んでいる。

人工芝などを使い、身体は一番良い姿勢を取る。自然の中では多様に身体を動かすので、身体の奥が動き健康になる。不自然で生活すると、それらの動きが無くなり身体が壊れる。楽すぎる環境では地球と繋がることが出来ない。
西洋人は意識のみで身体を動かせると思っており、東洋人は昔から意識と無意識で身体を動かす事を知っており、その身体の動かし方は今でも僅かな人たちが受け継いでいる。
その技法は武術で残っており、良い方で使えば回復など治療になり、悪く使えば、相手を壊せる格闘技の世界となってしまう。これらの技法も他人に使って貰えば効果が簡単に引き出せるが、呼吸法が使える達人は一人でも反応を自由に引き出せる。
楽すぎる現代人は、ベタベタとコンクリートや床の上を歩き、足の指を使っておらず、テコを使えない環境にいる。便利すぎる環境は身体がサボってしまい、身体の奥に力が入らないで日常生活をしている。

ヨガなども動かし方を知っており、昔のヨガは自然の中でやっており、東洋の武術を同じく身体の反応を引き出す術を持っていた。現代のヨガはヨガマットを引き、フィットネスクラブなど床の上でしているが、それは本来のヨガの姿ではない。
例えば馬なども、昔は病気になったら肥爪を削ることで病気が治った。現代人も動物も段々を薬が効かなくなっている。それは身体が弱っているので、本来に人間が持っている生命力が薬でも反応しなくなっている。
背骨を刺激するのが基本であり、そこが動かなければ他の個所は動かない。筋肉だけでは身体のルートは繋がらない。骨を繋がることで身体は簡単に繋げる事が出来る。
楽という感覚が良く、大気拳などでも「感覚を消せ」と同じである。
平氏自身が感覚を意識できるのは、身体が不調に繋がる時であると説いた。

小石を使った運動指令では、小指と薬指の2本を使って小石を握るだけで身体の動きが良くなるという斬新な内容であった。これは武術で脇を絞めろと同じである。
そして自身で握るだけでも効果があるが、ここに他人から握りに刺激を与えて貰う事で反応は更に引き出せる。
武術の達人は指の動きで反応が引き出せることが知っており、無意識の反応を自在に引き出していた。更に平氏は一人で、この動きをするには壁などで指に刺激を与える事で他人にして貰うと同じ効果を引き出せることを説いた。

なお、これらを自分自身でやっても、それらは意識しており無意識の反応は引き出せない。
これらの反応は現代人では指を使う事が出来ておらず、200年前は農民なども、これらの反応を引き出せることを知っていただろうと平氏は考察していた。
人間は電気が身体を流れており、身体の電位が狂うと身体が不調となる。また、筋肉は一、骨は十と呼んでおり、筋肉だけを治しても身体の不調は治らない。骨を繋げて治せば筋肉も治り、身体の不調を治せる。
マッサージなども本来は反応を引き出す事で、受ける側が勝手に身体を動くようにする様に反応をさせるべきであり、筋肉を引っ張る等で治すのは間違っている。
眠っている力を引き出せば前屈など身体は可動範囲が広がる。指で刺激を与え、その刺激が神経に残っている間に、身体を動かさせば身体は良くなる。
昔は無意識と意識を陰と陽と呼んでおり、人間は無意識では一番良い角度で身体のバランスを取ると平氏は説いた。

第2部「五感と無意識の運動指令を重ねて更に向上させる」
骨が動いた状態では身体の反応が出る。危険な音を聞いた時など状況では身体の反応が出るので、生き物が本来持っている能力である。
スポーツ最新理論はコロコロ変わるが、本当に良い物であれば変わるはずが無い。昔の人が使っていた反応を引き出す事は本当に正しく現代まで続いている。
これらで凄いのは、横になり首を捻じり、そこに耳を塞ぐだけで、更に捻じりが出来、血流も多くなり気持ち良くなる内容であった。これは普段から姿勢が悪い中で生活しているので、本来持っている反応を引き出す事で身体に良い事が実感できるのである。
力を入れると無意識を引き出す事が出来ない。なので、施術側も柔らかく動かす事で骨のズレを治す。そうすれば筋肉の歪みも治る。
これらの技法も繋げれば治り、外せば崩しなど、破壊技となる。神経を把握する事で様々な技法を使えるようになる。
昔の武術家は解剖学などを知らなかったが、何となく出来ていただろうと平氏は考察している。

人間の身体は上手に出来ており、物を取る動作なども自然の中で生きていたら、様々な動きを取るが、コンビニなどでしか物を取らない現代人は、それらの不自然の中で本来の持っている動きが出来ない。
だからアスリートが強くなることを目指して、スポーツで健康を害する現状は、間違っている。現代スポーツにて武術的動きで残っているのは野球で投げる肘の角度の使い方。全てのスポーツでの胸の張り方などがある。それらの動きが武術的にも一番力が伝わるのである。

次に鼻に刺激を与えると鼻が通る様になり、室内の臭いが意識出来る様になる物が一番に印象に残った。平氏が人間は嫌なものをシャットダウンする性質を持っているが、室内なども化学物質などが使われており、人間は無意識にシャットダウンをしているのだろうと説いた。
武術とヨガは口伝で残っており、次に平氏が見せたのは、動作に加えて舌で刺激を身体に与える事である。舌を使う事で可動範囲が広がる。
人工芝と同じ理論で昔の人たちは藁で同じ様なものを作ってから使っていた。
その様な過去とサムライメソッドやわらぎは繋がっている。
口伝で残っているのは最高な状態とは「何も感じないこと」である。
五感を司る神経を使えば人間は力を発揮する。現代人は都会では情報が溢れており、情報を選んでいるが、自然の中では情報を探すことで五感を使う。
例えば山で生活すれば、水は当然必要となる。だから人間は水の音、次に臭いまで分かるまで五感を発揮する。
これはボケやアルツハイマーでも、鼻が悪い人が多い。五感を使わないでいると身体は悪くなる。
グレイシー柔術、空手でも姿勢と呼吸が重要であるのを理解している。これらの動きで見せたのは、背中等を指で刺激を与える事で身体が気持ち良くなると言った物であった。
サムライメソッドやわらぎ福岡セミナーは、回数を重ねる度に進歩している。次回は2020年2月23日に開催が予定されている。