2019年8月25日サムライメソッド やわらぎ福岡セミナーレポート

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■主催:SAMURAI METHOD やわらぎ
■協力:オフィスアナザースカイ
■名称:サムライメソッド やわらぎ福岡セミナー
■日時:2019年8月25日(日)
■会場:王丸道場
■住所:福岡県福岡市早良区高取1-3-23

格闘家時代に様々なリングで闘い、その活躍から漫画グラップラー刃牙のモデルとなり、2018年には巌流島の特別試合で菊野克紀と手合わせを行い、現在は格闘技団体のレフェリー、武術家として活動するリアルグラップラー刃牙、平直行氏が全国で行っているサムライメソッド やわらぎセミナーは福岡では定期的に開催されている。
今回のセミナーでは施術家、フィットネスインストラクター、怪我を抱えている方、理学療法士、空手の指導者など九州から様々な事を学びたい参加者が集った。

第1部「やわらぎ基礎編(骨絡・筋絡・皮絡)」
人間は意識した動作では動かせない、人間が持つ無意識の反応を使った身体操作を使う方法が披露され、人間は楽な場所では身体の反応が出来ない。相撲取りなどが足の指を接触面である土と噛むために、わざと砂を撒いてから、足の指の反応を引き出している。
スポーツジムなど整備された環境で行うウェイトトレーニングは身体に悪く、それらは現役の選手も理解をしている。
持ちやすい器具では身体は寝ぼけた反応となる。ウェイトトレーニングなども神経を通せば身体には良い。

武術など最初は嘘を教える。そして口伝だけで本当の事を教える。それらで平氏が見せたのは、中指を立て捻るなどを入れる事で運動指令を使い、身体の奥を動かす。人間は接触面から情報を得て、更に情報を入れる事で奥を動かす事が出来る。それは頭を越えて動く神経的な反応である。
武術と昭和の運動は全く異なる。武術は頑張らない運動であり、昭和の運動は頑張る。だから昭和の運動は身体が壊れる。
武術は身体の指令、神経の通し方を学ぶものである。人間は山など角度がある斜面などで身体を使うと真っすぐだけでは決して動かない身体の奥が動く。
指先の神経に刺激を与える事で身体は動く、努力がいらない。努力して偏った筋肉を身体に付けることで、身体は壊れてしまう。

一部のアスリートは神経を潰さずにトレーニングを行う者がいるが、安心な場所では安心な筋肉しかつかない。それらは表面しか鍛えられず、奥の筋肉を使うインナーマッスルは付かない。
人間が作った環境で無く、地球が作った自然で身体を使う事で、無意識の指令が働き全身の反応が出て来る。これら柳生心眼流や伝統空手などで身体の奥を使った動きが出来る人間は空手では、沖縄空手の古い者にしか残っていない。
平氏は無意識の反応を使う身体の神経を日々使う事で、風が吹くだけで指令が出るように身体はなると説いた。

リハビリなども自分の意志で動かせない箇所を動かすのは間違えている。
無意識の反応はバランスを取り全身の無意識を流す、そして呼吸を止め捻じりや曲がりを身体に取り入れる事で引き出す。呼吸を止めるのがポイントで捻じりや曲げの途中で呼吸をすると、それらが抜けてしまう。
昔の人達はこれらを知っており、平氏は「発掘している」と言った。
重い物を持てば分かるが、本当に力を入れる場合は無呼吸である。ウェイトトレーニングでも呼吸を止め挙げる。空手やムエタイなどは声を出してトレーニングをするが初心者が初動を速くする為に声を出すのは分かるが、黒帯や上級者は呼吸を止めるのが一番と平氏は説いた。

第2部「やわらぎ応用編 肩凝りや腰痛を自分で改善、施術への応用」
バーベルなど鉄の器具では人間の身体の反応は反応しない。木の棒などでは反応が出るので、それらを使った施術を披露したが、施術する側も身体を繋げた動きでないと、受ける側の反応も悪くなる。
古流の柔術では関節技などは少ない。何故なら古流の柔術は殺すための技であり、関節技自体が少ないのである。現在のブラジリアン柔術などはスポーツであり、様々な関節技があるが、平氏はこれらからヒントを得て、脇固め、アームロックなどで身体を良くする技法を見せた。これらの本来は壊す技を同じ原理で治す技にしているのだ。

人間は努力や頑張るが出来るが、本来動物は「努力」や「頑張る」をしない生き物である。
良く動く動きは身体の奥が知っている。姿勢が良くなれば動きが出来る。
先述もしたが、格闘技で間違った反応で身体を鍛えるのは間違えている。

次に平氏が見せたのは100円ショップで売っている健康グッズで皮膚の調整し、神経を残すと言ったものであった。神経を残すとは刺激を与えた時からしばらくは効果が残っているので、その間にトレーニングやストレッチを行う。そうすると刺激が残っている分、無意識の反応で身体が良く動くと言ったものであった。

最後に見せたストレッチも身体の奥を動かす動きであり、これらをすることで奥の筋肉であるインナーマッスルも鍛える事が出来る。身体は正しい情報を得ないと、身体に良くない反応が起こる。間違ったトレーニングで得た筋肉は、身体の情報を却って悪くする。
無意識の反応で起こる指令が身体に良い動きであると説いた。
年末にやわらぎの理論を活かした健康グッズをクラウドファンディングで試作販売する企画を現在進行中だと言う。次回の福岡でのセミナーは2019年11月30日に開催が予定されている。

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